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run がクラッシュしたときや、カスタムトリガーの条件を満たしたときに、Slack またはメールで通知するアラートを作成できます。たとえば、トレーニングループの勾配が発散し始めたとき (NaN が報告されたとき) や、ML パイプラインのステップが完了したときにアラートを送信できます。アラートは、個人の project とチームの project を問わず、run を初期化するすべての project に適用されます。 アラートを作成すると、Slack (またはメール) で W&B Alerts のメッセージを受け取れます。
Slack アラートの設定
W&B Alerts を使用するには、コードに run.alert() を追加する必要があります。コードを変更したくない場合は、オートメーションを使用して、W&B のイベントに応じて Slack に通知することもできます。たとえば、アーティファクトのバージョンが作成されたときや、run のメトリクスがしきい値に達したとき、またはしきい値以上変化したときなどです。具体的には、オートメーションを使用すると、新しいバージョンが作成されたときに Slack チャンネルに通知したり、アーティファクトに production エイリアスが追加されたときに自動テスト用の webhook を実行したり、run の loss が許容範囲内の場合にのみ検証ジョブを開始したりできます。詳しくは、オートメーションの概要またはオートメーションの作成を参照してください。
以下のガイドは、Multi-tenant Cloud のアラートにのみ適用されます。プライベートクラウドまたは W&B 専用クラウドで W&B Server を使用している場合は、W&B Server で Slack アラートを設定するを参照して Slack アラートを設定してください。

run のライフサイクルに関する自動アラート

W&B では、コードを変更しなくても、run が終了またはクラッシュしたときに通知を受け取れます。User Settings で Alerts セクションまでスクロールし、以下をオンにします。
  • Run finished:run が正常に完了したときに通知を受け取ります。
  • Run crashed:run.finish() が呼び出されずに run が終了したときに通知を受け取ります。
これらのトグルはユーザーごとに設定されます。Jupyter ノートブック内の run では、Run finished アラートは送信されません。ノートブックで完了通知を受け取るには、run.alert() を使用してください。 Alerts はメールまたは Slack に配信されます。配信先は同じ User Settings パネルで設定します。この配信設定は Scriptable Alerts でも共通して使用されます。Scriptable Alerts を使用すると、メトリクスのしきい値や損失の NaN など、カスタム条件に基づいてアラートをトリガーできます。詳しくは以下のセクションで説明します。 run.alert() を使用して Scriptable Alerts を設定する手順は次のとおりです。各手順の詳細は以下のセクションで説明します。
  1. W&B の User Settings で Alerts をオンにします。
  2. コードに run.alert() を追加します。
  3. 設定をテストします。

  1. W&B User Settings でアラートを有効にする

User Settings で次の操作を行います。
  • Alerts セクションまでスクロールします
  • run.alert() からのアラートを受け取るには、Scriptable run alerts を有効にします
  • Connect Slack を使用して、アラートの投稿先となる Slack チャンネルを選択します。アラートを非公開にできるため、Slackbot チャンネルの使用をおすすめします。
  • Email は、W&B への登録時に使用したメールアドレスに送信されます。受信トレイがアラートで埋まらないよう、メールのフィルターを設定して、これらのアラートをすべて特定のフォルダーに振り分けることをおすすめします。
この設定が必要なのは、W&B Alerts を初めて設定するときと、アラートの受信方法を変更するときだけです。
W&B User Settings のアラート設定

  1. コードに run.alert() を追加する

コード (ノートブックまたは Python スクリプト) 内の、アラートをトリガーしたい箇所に run.alert() を追加します

  1. 設定をテストする

Slack またはメールにアラートメッセージが届いているか確認してください。届いていない場合は、User Settings で Scriptable Alerts のメール通知または Slack 通知がオンになっているか確認してください

例

このシンプルなアラートは、精度がしきい値を下回ると警告を送信します。この例では、アラートの送信間隔を 5 分以上空けるように設定しています。

ユーザーをタグ付けまたはメンションする

アラートのタイトルまたは本文で自分や同僚をタグ付けするには、アットマーク @ に続けて Slack のユーザー ID を指定します。Slack のユーザー ID は、各ユーザーの Slack プロフィールページで検索できます。

チームアラートを設定する

チーム管理者は、チーム設定ページ (wandb.ai/teams/your-team) でチームのアラートを設定できます。 チームアラートはチームの全員に適用されます。アラートを非公開に保てるため、W&B は Slackbot チャンネルの使用を推奨しています。

アラートの送信先 Slack チャンネルを変更する

アラートの送信先チャンネルを変更するには、Disconnect Slack をクリックしてから再接続し、別の Slack チャンネルを選択します。
最終更新日 2026年9月30日