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実験を実行すると、コンソールにメッセージが出力されることがあります。W&B はコンソールログを取得し、W&B アプリに表示します。これらのメッセージを使用して、実験の動作をデバッグしたり監視したりできます。 以下のセクションでは、run のコンソールログの表示、設定、検索、フィルター、ダウンロード、コピーの方法について説明します。

コンソールログを表示する

W&B アプリ で run のコンソールログを表示すると、run の実行中に生成されたメッセージを確認できます。
  1. W&B アプリ で対象の project にアクセスします。
  2. Runs 表から run を選択します。
  3. Run page で Logs タブを選択します。
  4. オプション: ログをストリーミング中の実行中 run で上にスクロールした場合は、Jump to bottom を選択すると最新のログに戻れます。
ログのストリーミング中は、右上に省略記号アイコン () が表示されます。ログのポーリングが完了すると、このアイコンはダウンロードボタン () に切り替わります。

コンソールログのタイプ

W&B は 3 つのタイプのコンソールログを取得し、各ログの重大度を示す接頭辞を付加します。接頭辞があることで、ログをすばやく確認し、デバッグに特に関係するメッセージを見つけやすくなります。次の表は、各タイプを重大度の高い順にまとめたものです。

コンソールログの設定

W&B が取得して表示するコンソール出力のタイプを制御するには、run の初期化時に wandb.Settings オブジェクトを wandb.init() に渡します。関連するパラメーターには show_errors、show_warnings、show_info、silent などがあります。すべてのパラメーターは Settings referenceに記載されています。このリファレンスは SDK から自動生成されるため、新しいオプションが追加されても常に最新の状態に保たれます。 次の例では、W&B からの情報メッセージ、警告、エラーを Logs タブに表示するかどうかを切り替えます。W&B のコンソール出力をすべて抑制するには、silent=True を設定します (トレーニングスクリプトの出力を最小限に抑えたい場合に便利です) 。
stdout と stderr の取得 (console) 、マルチパートアップロード (console_multipart、console_chunk_max_bytes、console_chunk_max_seconds) 、およびトラブルシューティングについては、以下のセクションと Settings reference を参照してください。分散トレーニングやその他のエッジケースについては、run のコンソール出力が取得されないのはなぜですか? を参照してください。

マルチパートのコンソールログ

デフォルトでは、W&B はスクリプトの stdout と stderr を単一の output.log ファイルとして保存し、run の終了時にアップロードします。run の実行中も Logs タブで出力をストリーミング表示できますが、output.log は run が完了するまで Files タブに表示されません。 run の実行中にログをダウンロードしたい場合、run が終了前にクラッシュする可能性がある場合、または run を再開する際に以前のセッションのログ出力を残しておきたい場合は、マルチパートのコンソールログを有効にします。console_multipart=True (SDK v0.22.3 以降) を設定すると、SDK はタイムスタンプ付きのチャンクを logs/ 配下に書き込み、各チャンクを閉じた時点でアップロードします。ロールオーバーのタイミングは console_chunk_max_bytes と console_chunk_max_seconds で制御できます。デフォルト値と、両方を 0 にした場合の動作については、Settings reference を参照してください。
アップロード済みのチャンクは不変です。前の行を書き換えるターミナル制御シーケンス (キャリッジリターンを使用するプログレスバーなど) は、現在のチャンクにのみ反映されます。
console_multipart は wandb.init の時点で設定する必要があります。run の開始後にアップロード頻度を変更することはできません。 トラブルシューティング (コンソールの取得が無効になっている場合、分散トレーニング、再開した run、表示の制限など) については、run のコンソール出力が取得されないのはなぜですか?およびrun からコンソールログファイルをダウンロードするにはどうすればよいですか?を参照してください。

カスタムログ

独自のログ設定がすでにある場合は、W&B と併用して引き続き使用できます。W&B はアプリケーションのコンソールログを取得しますが、独自のログ設定には干渉しません。メッセージをログするには、Python の組み込み print() 関数または logging モジュールを使用できます。
コンソールログは次のようになります。

タイムスタンプ

W&B は、コンソールログの各エントリにタイムスタンプを自動的に付与します。これにより、各ログメッセージがいつ生成されたかをトラッキングできます。 コンソールログのタイムスタンプの表示と非表示を切り替えるには、コンソールログページで Timestamp visible ドロップダウンリストを選択します。

コンソールログを検索する

コンソールログページの検索バーを使用して、ラベル、キーワード、エラーメッセージなどの特定のテキストを検索します。 新しいログがストリーミングされるたびに、W&B は一致件数を更新します。

カスタムラベルでフィルターする

接頭辞 x_ が付いたパラメーター (x_label など) はパブリックプレビュー段階です。フィードバックは、W&B リポジトリの GitHub issue からお寄せください。
wandb.Settings の x_label に引数として渡したラベルを使って、コンソールログをフィルターできます。コンソールログページの検索バーにラベルを入力します。

コンソールログをダウンロードする

ログをローカルに保存してオフラインで分析したり共有したりするには、W&B アプリで run のコンソールログをダウンロードします。
  1. W&B アプリで対象の project にアクセスします。
  2. Runs 表で run を選択します。
  3. プロジェクトのサイドバーで Logs タブをクリックします。
  4. コンソールログページで、ログファイルのダウンロードボタン () をクリックします。
run がログをストリーミングしている間は、一時的にログをダウンロードできない場合があります。ストリーミング中は、ダウンロードボタンの代わりに省略記号アイコン () が表示されます。run が終了するか、ストリーミングが停止するまで待ってから、もう一度お試しください。

コンソールログをコピーする

ログを別のツールやメッセージに貼り付けるには、W&B アプリで run のコンソールログをコピーします。
  1. W&B アプリで対象の project にアクセスします。
  2. Runs 表で run を選択します。
  3. プロジェクトのサイドバーにある Logs タブをクリックします。
  4. コンソールログページでコピーボタンをクリックします。
最終更新日 2026年9月30日