前提条件
- Node.js v24.16 以降、または v26.1 以降。Node.js v25 はサポートされていません。
- OpenClaw
2026.9.8以降。 - CoreWeave Forge のアカウントと APIキー。
- トレースの送信先となる Agent Lens の project (
[YOUR-TEAM]/[YOUR-PROJECT]) 。
プラグインをインストールする
以下の手順に従って、プラグインをインストールし、OpenClaw ゲートウェイに登録したうえで、トレースが Agent Lens の project に届いていることを確認します。1
パッケージをインストールする
このプラグインは、Weave ガイドで説明している
weave-openclaw プラグインとは別のものです。プラグイン ID は forge で、設定エントリとステータスコマンドにもこの名前を使用します。weave-openclaw をインストール済みの場合は、トレースが重複して送信されないよう、このプラグインをインストールする前に weave-openclaw を無効にしてアンインストールしてください。設定を plugins.entries.weave から plugins.entries.forge に移し、plugins.allow 内の weave を forge に置き換えます。設定フィールドと認証情報に変更はありません。2
APIキーを設定する
[YOUR-API-KEY] をお使いの APIキーに置き換えてから、エクスポートします。~/.openclaw/.env からも WANDB_API_KEY を読み込みます。キーを指定するその他の方法については、設定リファレンスを参照してください。3
ゲートウェイの設定にプラグインを追加する
設定ファイルのデフォルトの場所は
~/.openclaw/openclaw.json です (JSON5 形式のため、コメントや末尾のカンマを使用できます) 。設定ファイルがまだない場合は、openclaw onboard を実行してひな形を作成してください。
[YOUR-TEAM] と [YOUR-PROJECT] は、お使いの project に合わせて変更します。hooks.allowConversationAccess を true に設定すると、OpenClaw はプラグインのフックのうち、コンテンツを扱う llm_input と agent_end を実行します。この設定がない場合、モデルの Call のスパンにはプロンプトのテキストやシステム指示が含まれません。ただし、トレース構造、ツール呼び出し、トークン数とコストの合計は、引き続き診断イベント経由で送信されます。OpenClaw の top-level にある diagnostics.enabled 設定は、デフォルトで true です。これを false に設定すると、プラグインが利用する診断イベントが無効になり、トレースが送信されなくなります。4
ゲートウェイを再起動して検証する
OpenClaw ゲートウェイを再起動します。次に、任意の OpenClaw のチャット画面で
/forge status を実行します。プラグインが running と表示されれば、正常に実行中です。最初のエージェントの run を実行すると、数秒以内に Agent Lens の project (https://forge.coreweave.com/agent-lens/[YOUR-TEAM]/[YOUR-PROJECT]) にトレースが表示されます。ステータス出力の dashboard 行には、Weave 上の同じ project へのリンクが表示されます。この project ではトレースデータが共有されています。Agent Lens で OpenClaw のトレースを表示する
プラグインが有効になると、エージェントセッションごとにトレースが生成され、Agent Lens UI で確認できるようになります。エージェントセッションを 1 回以上実行したら、Agent Lens UI で project を開きます。- CoreWeave Forge にアクセスし、プロダクトメニューから Agent Lens を選択して、サイドメニュー上部の project セレクターで対象の project を選択します。
- サイドメニューで Conversations を選択します。
- Conversations タブを選択すると、project に保存されたすべてのエージェントの会話が表示されます。
- 会話を選択すると、会話ツリー全体を確認できます。
設定リファレンス
このセクションでは、openclaw.json 内の forge プラグインエントリの設定について、すべての項目を説明します。
必須なのは entity と project のみです。プラグインは次の順序で APIキーを検索します。
- プラグイン設定内の
apiKeyフィールド (SecretRefオブジェクトまたは値を直接記述した string)。セキュリティ上の理由から、値を直接記述した文字列の使用は推奨されません。 WANDB_API_KEY環境変数。OpenClaw はこの環境変数を~/.openclaw/.envからも読み込みます。wandb loginによって追加される、api.wandb.ai用の~/.netrcエントリ。
env の SecretRef は、追加のセットアップなしで使用できます。file または exec の SecretRef を使用するには、ゲートウェイ設定に対応する secrets.providers エントリが必要です。OpenClaw のシークレット管理を参照してください。
captureContent のデフォルトは true です。captureContent が true の場合、プラグインは gen_ai.input.messages および gen_ai.output.messages のペイロード形式に従って、入力メッセージと出力メッセージ、ツールの引数、ツール結果も出力します。また、サブエージェント、コンパクションイベント、ループ検出、再試行、コンテキストのサイズも、追加の属性およびスパンイベントとして記録します。
コンプライアンスやデータ保持ポリシーに対応するためにコンテンツの取得を無効にするには、captureContent を false に設定します。
トラブルシューティング
トレースが Agent Lens に届かない場合や、content フィールドが空になる場合は、以下のセクションを参考に、よくある原因を特定してください。 ゲートウェイ のログとは、openclaw を実行しているプロセスのターミナル出力のことです。デーモン化している場合は、プロセスマネージャーのログストリームがこれに当たります。
プラグインは読み込まれたがスパンが表示されない
/forge statusを実行します。lifecycle がdisabled、config-error、not-startedのいずれかである場合、プラグインは有効化されていません。ゲートウェイ のログにforge: entity is required、forge: project is required、forge: init failedのいずれかが出力されていないか確認してください。- ゲートウェイの設定で
diagnostics.enabled: falseが設定されていないことを確認します。このフィールドはtrueにする必要があります。 - entity と project が、確認対象の Agent Lens project と一致していることを確認します。
/forge statusの出力にproject=[YOUR-TEAM]/[YOUR-PROJECT]と表示されるはずです。 - 認証ソースを確認します。
/forge statusの出力にauth=...と表示されるはずです。WANDB_API_KEY envと表示されているのに、キーを別の環境変数に設定している場合は、プラグインが誤ったキーを読み取っています。
スパンは記録されるが入力テキストが空になる
ゲートウェイ のログで、次の内容が出力されていないか確認してください。plugins.entries.forge.hooks.allowConversationAccess: true を指定し、ゲートウェイを再起動してください。スパン構造、コスト、使用量のデータはフックではなく診断イベント経由で取得されるため、allowConversationAccess が false の場合でも引き続き記録されます。